認知症センター便り
<オレンジカフェ> 振り返り No.61
2026年2月28日実施
こんにちは。オレンジカフェスタッフです。2025年度、第11回目のオレンジカフェを会場とオンライン(Zoom)で開催しました。
当日のお話から、内容をご紹介します。
☕認知症早期にできること、当事者としての向き合い方
・歩くこと、料理をすること、人と話すこと、規則正しい生活、十分な睡眠など、日常生活の積み重ねが大切であるという話がありました。
・人と会う機会が少ない場合には、デイサービスの利用も一つの方法です。仕事に通う感覚で利用されている方もおり、食事準備の手伝いなどの役割を担うことで、「人の役に立っている」という実感が得られ、それが進行予防につながる可能性もあるとのことでした。
・もともと対人コミュニケーションが得意ではない方は、無理のない範囲で新たな刺激を取り入れることが大切です。例えば、分からないことを人に尋ねながら行動することは、認知機能のトレーニングにつながります。実際に、こうした取り組みを継続することで、約10年間進行が抑えられている方もいるとのことでした。認知症の進行には個人差が大きく、病気を受け入れつつ失敗を恐れずに挑戦する姿勢が、進行を緩やかにする可能性があると考えられます。
☕嚥下障害について
誤嚥性肺炎の予防および「安全に食べること」への支援は非常に重要です。参加者からは、食事時の姿勢の調整、口腔内の健康管理、のどの機能を維持するための工夫などが紹介されました。日常生活における細やかな配慮と調整が、健康維持につながります。参加者の方から参考になるウェブサイトの紹介がありました。
・「誤嚥性肺炎予防のための食事姿勢と口腔健康管理」一般社団法人 埼玉県歯科医師会HP>資料ダウンロード>高齢者・障碍者・要介護者向け
https://www.saitamada.or.jp/medical_staff/tool/
☕具体的な症状の医学的背景と対応(把握反射・嚥下障害)
・物をつかんで離さない行動は、本人の意思によるものではなく、脳の変化により生じる「把握反射」である可能性があります。この場合は無理に引き離そうとせず、やさしく声をかけながら対応することが大切です。
・嚥下障害は単なる飲み込みの問題にとどまらず、食べ物を認識する認知機能の低下も関係しているため、さまざまな視点からの理解が求められています。
☕入院時課題
入院に伴う環境の変化は認知機能低下のリスクとなりますが、リハビリテーションや医療スタッフとの関わりにより、状態が改善する場合もあります。病院ごとに対応が異なるため、事前の情報収集や家族の付き添い、外部サービスの活用などが重要なポイントとなります。
☕多職種連携によるケアの重要性
嚥下困難や歩行困難など状態が悪化した際には、主治医だけでなく理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・耳鼻咽喉科など、複数の専門職が連携して早期に関わることが回復の鍵となります。また、日常の介護においては、トイレ介助時に手の動きをやさしく誘導するなど、具体的な関わり方の工夫も重要であるという話がありました。
>認知症センター/認知症疾患医療センター
こんにちは。オレンジカフェスタッフです。2025年度、第11回目のオレンジカフェを会場とオンライン(Zoom)で開催しました。
当日のお話から、内容をご紹介します。
☕認知症早期にできること、当事者としての向き合い方
・歩くこと、料理をすること、人と話すこと、規則正しい生活、十分な睡眠など、日常生活の積み重ねが大切であるという話がありました。
・人と会う機会が少ない場合には、デイサービスの利用も一つの方法です。仕事に通う感覚で利用されている方もおり、食事準備の手伝いなどの役割を担うことで、「人の役に立っている」という実感が得られ、それが進行予防につながる可能性もあるとのことでした。
・もともと対人コミュニケーションが得意ではない方は、無理のない範囲で新たな刺激を取り入れることが大切です。例えば、分からないことを人に尋ねながら行動することは、認知機能のトレーニングにつながります。実際に、こうした取り組みを継続することで、約10年間進行が抑えられている方もいるとのことでした。認知症の進行には個人差が大きく、病気を受け入れつつ失敗を恐れずに挑戦する姿勢が、進行を緩やかにする可能性があると考えられます。
☕嚥下障害について
誤嚥性肺炎の予防および「安全に食べること」への支援は非常に重要です。参加者からは、食事時の姿勢の調整、口腔内の健康管理、のどの機能を維持するための工夫などが紹介されました。日常生活における細やかな配慮と調整が、健康維持につながります。参加者の方から参考になるウェブサイトの紹介がありました。
・「誤嚥性肺炎予防のための食事姿勢と口腔健康管理」一般社団法人 埼玉県歯科医師会HP>資料ダウンロード>高齢者・障碍者・要介護者向け
https://www.saitamada.or.jp/medical_staff/tool/
☕具体的な症状の医学的背景と対応(把握反射・嚥下障害)
・物をつかんで離さない行動は、本人の意思によるものではなく、脳の変化により生じる「把握反射」である可能性があります。この場合は無理に引き離そうとせず、やさしく声をかけながら対応することが大切です。
・嚥下障害は単なる飲み込みの問題にとどまらず、食べ物を認識する認知機能の低下も関係しているため、さまざまな視点からの理解が求められています。
☕入院時課題
入院に伴う環境の変化は認知機能低下のリスクとなりますが、リハビリテーションや医療スタッフとの関わりにより、状態が改善する場合もあります。病院ごとに対応が異なるため、事前の情報収集や家族の付き添い、外部サービスの活用などが重要なポイントとなります。
☕多職種連携によるケアの重要性
嚥下困難や歩行困難など状態が悪化した際には、主治医だけでなく理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・耳鼻咽喉科など、複数の専門職が連携して早期に関わることが回復の鍵となります。また、日常の介護においては、トイレ介助時に手の動きをやさしく誘導するなど、具体的な関わり方の工夫も重要であるという話がありました。
>認知症センター/認知症疾患医療センター