オレンジカフェ
<オレンジカフェ>振り返り No.56
2025年9月24日実施
こんにちは。オレンジカフェスタッフです。
2025年度、第6回目のオレンジカフェを会場とオンライン(zoom)で開催しました。
先月に引き続き、話し合われた内容について、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思います。
☕2025世界アルツハイマーデー実施報告
・広報活動用に準備した資料など200部全部を配布できました。
・物忘れチェック会の参加者は40名でした。
・市民公開講座を会場とzoomで同時開催した。会場への来場者は60人越え、Webにも50人が参加され、トータルで100人越えでした。
☕MCIチェックリスト
国立長寿医療センターで使用されているMCIチェックリストはあくまでスクリーニング用である。3つ以上当てはまる場合には、軽度認知症の可能性があるということではあるが、点数が上回ったからといって、すぐにMCIというわけでもない。ご本人が認知症外来に行くのを嫌がる際などの、受診のきっかけ作りには良いかもしれない。
☕認知症基本法の効果
マンションで月1回の高齢者ミーティングを20年継続している参加者の方が、「恐れず、正しく知ろう、認知症」をテーマに、2023年1月施行の認知症基本法を紹介したら、認知症への嫌悪感が減り、支え合いの雰囲気が広がったという感触があるように感じられているようです。この法律ができたことにより、世間の認知症理解が進み、認知症という言葉に明るいイメージがもたれるようになってきているようです。
☕介護士不足とサービス低下
施設で介護士不足のため、入浴回数の減少(週3回→週2回)やおやつ時間の廃止など、サービス低下と受け取れる変更が短期間に続いて困っている。
→入居施設での入浴最低基準は「1週間に2回」であり、基準内なので仕方ないようである。しかし、関係悪化を避けながら要望は伝えるには、市役所への匿名相談も可能であることが、第一歩として提案された。
☕参加者の方の介護記録より
開催初期から参加してくださっていた方が、認知症がどのように変化していったかを表にまとめてのご報告がありました。
親の生き死にを決断しなければいけない場面では、その段階において、一番最良の決断をしたと思えば良いし、死の恐怖がないのは、看取る側にとっても良いものであった。
やりとりの部分、精神的な部分、嫌な部分を書き出すのはなかなか難しかった。おそらく、大変さを楽しみや前向きに捉えていたのだと思う。
こんにちは。オレンジカフェスタッフです。
2025年度、第6回目のオレンジカフェを会場とオンライン(zoom)で開催しました。
先月に引き続き、話し合われた内容について、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思います。
☕2025世界アルツハイマーデー実施報告
・広報活動用に準備した資料など200部全部を配布できました。
・物忘れチェック会の参加者は40名でした。
・市民公開講座を会場とzoomで同時開催した。会場への来場者は60人越え、Webにも50人が参加され、トータルで100人越えでした。
☕MCIチェックリスト
国立長寿医療センターで使用されているMCIチェックリストはあくまでスクリーニング用である。3つ以上当てはまる場合には、軽度認知症の可能性があるということではあるが、点数が上回ったからといって、すぐにMCIというわけでもない。ご本人が認知症外来に行くのを嫌がる際などの、受診のきっかけ作りには良いかもしれない。
☕認知症基本法の効果
マンションで月1回の高齢者ミーティングを20年継続している参加者の方が、「恐れず、正しく知ろう、認知症」をテーマに、2023年1月施行の認知症基本法を紹介したら、認知症への嫌悪感が減り、支え合いの雰囲気が広がったという感触があるように感じられているようです。この法律ができたことにより、世間の認知症理解が進み、認知症という言葉に明るいイメージがもたれるようになってきているようです。
☕介護士不足とサービス低下
施設で介護士不足のため、入浴回数の減少(週3回→週2回)やおやつ時間の廃止など、サービス低下と受け取れる変更が短期間に続いて困っている。
→入居施設での入浴最低基準は「1週間に2回」であり、基準内なので仕方ないようである。しかし、関係悪化を避けながら要望は伝えるには、市役所への匿名相談も可能であることが、第一歩として提案された。
☕参加者の方の介護記録より
開催初期から参加してくださっていた方が、認知症がどのように変化していったかを表にまとめてのご報告がありました。
親の生き死にを決断しなければいけない場面では、その段階において、一番最良の決断をしたと思えば良いし、死の恐怖がないのは、看取る側にとっても良いものであった。
やりとりの部分、精神的な部分、嫌な部分を書き出すのはなかなか難しかった。おそらく、大変さを楽しみや前向きに捉えていたのだと思う。