オレンジカフェ
<オレンジカフェ> 振り返り No.29
2023年5月24日(水) 実施
こんにちは。オレンジカフェの松井でございます。新型コロナウイルスの影響で、 5月は会場とオンライン(zoom)の開催でした。先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
次回、2023年6月は、2023年6月28日㈬ 14:00~、オンライン(zoom)と会場の同時開催予定です。 URLはのちほどお送りいたします。皆さまの御参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
☕レカネマブ
6月に米国で専門家と規制当局の議論があり、米国で承認されるか、より具体的な状況が見えてくる。軽度認知障害患者への投与、アミロイドの測定、価格など様々なトピックがあり興味深い。
☕合併症がある場合
行動症状があってしばらく抗精神病薬を服用していたが、やめたところ以前より元気になり、問題行動はでなかった
→抗精神病薬は適応外だが漫然と使われることがあり、 バランスをみながらやめてみることも重要。
☕認知症の方の転倒事故
高齢者は、加齢で筋力や運動機能が低下するため転倒しやすくなる。認知症の方は、認知症ではない方に比べて更に転倒しやすくなっている。理由は下記である。
①認知症の症状が筋力や平衡感覚に影響する
②薬の副反応による、めまいやふらつき
③ご自身の身体機能の状態を把握できなくなる
④空間認識の低下により、階段や段差などでつまづきやすくなる
そのため、入院時に衝撃を和らげるヒッププロテクターなどを身につけてもらったり、骨折のリスクを低くさせるために歩く範囲に衝撃吸収マットを敷き、歩きづらそうな場所や滑りやすそうな場所をなくしている。病院に入院する時にも、かかとのある靴を履いてもらったり、「転倒をゼロにはできないです」という用紙にサインをもらうことがある。絶対に転倒させない方法はなく、身体拘束はするべきではないと考える一方、全国的に認知症病棟などでの拘束は増えているのが現状か。
こんにちは。オレンジカフェの松井でございます。新型コロナウイルスの影響で、 5月は会場とオンライン(zoom)の開催でした。先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
次回、2023年6月は、2023年6月28日㈬ 14:00~、オンライン(zoom)と会場の同時開催予定です。 URLはのちほどお送りいたします。皆さまの御参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
☕レカネマブ
6月に米国で専門家と規制当局の議論があり、米国で承認されるか、より具体的な状況が見えてくる。軽度認知障害患者への投与、アミロイドの測定、価格など様々なトピックがあり興味深い。
☕合併症がある場合
行動症状があってしばらく抗精神病薬を服用していたが、やめたところ以前より元気になり、問題行動はでなかった
→抗精神病薬は適応外だが漫然と使われることがあり、 バランスをみながらやめてみることも重要。
☕認知症の方の転倒事故
高齢者は、加齢で筋力や運動機能が低下するため転倒しやすくなる。認知症の方は、認知症ではない方に比べて更に転倒しやすくなっている。理由は下記である。
①認知症の症状が筋力や平衡感覚に影響する
②薬の副反応による、めまいやふらつき
③ご自身の身体機能の状態を把握できなくなる
④空間認識の低下により、階段や段差などでつまづきやすくなる
そのため、入院時に衝撃を和らげるヒッププロテクターなどを身につけてもらったり、骨折のリスクを低くさせるために歩く範囲に衝撃吸収マットを敷き、歩きづらそうな場所や滑りやすそうな場所をなくしている。病院に入院する時にも、かかとのある靴を履いてもらったり、「転倒をゼロにはできないです」という用紙にサインをもらうことがある。絶対に転倒させない方法はなく、身体拘束はするべきではないと考える一方、全国的に認知症病棟などでの拘束は増えているのが現状か。