薬剤師レジデント研修プログラム
精神疾患を有する患者に対して、より専門的なアプローチができる精神科領域に精通した専門性の高い知識・技術を習得した薬剤師の育成を目的とします。到達目標は「精神科薬物療法認定薬剤師」の取得とし、研修期間内において資格取得に必要とする要件を満たすためのカリキュラムとなります。
薬剤師レジデント研修プログラム概要
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目的
精神科領域に精通した専門性の高い知識・技術を習得したうえで、精神科患者に対してより専門的なアプローチができる薬剤師を育成すること。 -
目標
本プログラムは「精神科薬物療法認定薬剤師」の資格取得を支援するものであり、研修期間内に資格取得に必要となる要件を全て満たすことを到達目標とする。 -
研修期間
初期研修1年間、専門研修2年間計3年間のカリキュラム。
カリキュラム(研修内容)
- 初期研修
- 病院薬剤師としての基本的な技術・知識(調剤、製剤、注射混合調剤、医薬品在庫管理、医薬品情報管理等)を習得し実践する
- 神経領域の病棟において、持参薬管理、薬剤管理指導業務、チーム医療等病棟薬剤師としてのスキルを習得し実践する
- 専門研修
- 精神疾患の病態と患者特性を理解する
- 精神疾患に使用される薬剤の種類と特徴を理解する
- 薬剤による副作用の予測及びその解決方法を理解する
- 精神疾患の主要な疾患や症状における薬物療法へのアプローチを実践する
- 精神保健福祉法、薬物治療以外の治療を理解する
- 精神科病棟において対象とする精神疾患に対する臨床経験および症例収集を行う
- 症例報告(報告会において症例に対する評価と分析)
- 認定資格に必要となる単位取得
- 学会発表、臨床研究へのアプローチを実践する
募集について
2026年度採用は応募終了しました。