専門疾病センターによるチーム医療
当院では、いくつかの病気について、診療科や専門分野を超えたチームにより高度専門的診療を行う体制を組んでいます。まずは、窓口になる診療科の医師が診療を行いますが、必要に応じて他科・他の専門分野や研究所の協力を得て、より掘り下げた高度専門的診療を行います。
また、研究所と協力して新しい診断法・治療法の開発に取り組むこともあります。ひとつの診療科だけでは対応が難しい病気に診療科を超えて取り組み、治療法が十分確立していない疾患に対しても研究所と連携して先駆的治療を試みることも可能となっています。

チーム医療を行っている病気等
チーム医療のアプローチは、個別の専門家が単独で治療を行うのではなく、相互に連携し協力しながら取り組むことを特徴としています。
このチームアプローチにより、より包括的かつ総合的なケアが可能となり、異なる専門家の視点や知識を結集することで、より深い理解と効果的な治療法を見つけることも期待できます。
多発性硬化症(MS)センター
多発性硬化症、視神経脊髄炎
筋疾患センター
筋ジストロフィー
総合てんかんセンター
てんかん
パーキンソン病・運動障害疾患(PMD)センター
パーキンソン病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症、レビー小体型認知症、脊髄小脳変性症、ハンチントン病、ジストニア
睡眠障害センター
不眠症、睡眠時無呼吸症候群、概日リズム睡眠・覚醒障害、過眠症、睡眠時随伴症、睡眠関連運動障害
気分障害センター
うつ病、双極性障害
統合失調症早期診断・治療センター(EDICS)
統合失調症
認知症センター
認知症
嚥下障害リサーチセンター
嚥下障害
薬物依存症センター
薬物依存症
ニューロモデュレーションセンター(NMC)
うつ病、双極性障害、統合失調症、パーキンソン病、ジストニア