看護部長挨拶
当院には生活に援助が必要な方や、自身の症状を言葉にすることが難しい方が多くおられます。看護師は患者さんや患者さんを取り巻く環境にも目配り・気配りします。きめ細かい観察のもと、患者さんの気持ちを尊重し、多職種と連携してケアしています。
国立高度専門医療研究センターとして、エビデンスに基づいた看護の実践はもちろん、エビデンスを生み出す活動ができるよう、専門職としての責任や自立を養うための教育や研究活動に力を入れています。
看護師は、広大な敷地に咲く草花や鳥のさえずりに癒されつつ、患者さんや看護師をめざす学生の方々に「この病院を選んでよかった」と言っていただける看護の提供に努めています。
理念・基本方針
看護部の理念
患者の心に寄り添い、高度な治療を看護の力で支えます。
看護部の基本方針
- 患者の権利を尊重し、看護の心と手で確かなケアを実践します。
- 院内外の多職種と協働し、患者・家族に安全で安心できる環境を提供します。
- 看護実践や研究成果を、患者や社会に還元・発信します。
- ナショナルセンターで働く専門職としての誇りを持ち、前向きに学び、挑戦します。

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01
多様性の高いナショナルセンター
専門性の高い多職種とともに臨床で高度先駆的な医療を行うことで、日々患者さんのことを考え、患者さんのために行動する自律性をもった看護師として成長することが出来ます。
当院はあなたをお待ちしております。
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02
各職種に応じた臨床実践能力の育成
教育理念に基づき、キャリアラダー制度を活用して各職種の臨床実践能力を段階的に育成。新人看護師には教育プログラムとプリセプター制度を導入し、技術・精神面の両面から支援。夜勤自立は概ね6〜8か月を目安に、安全な体制で段階的に進めています。
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03
充実したやりがいと手厚い福利厚生
NCNP病院ではユニフォーム貸与や職員宿舎を完備し、育児支援・研究支援・自己啓発休業制度など福利厚生が充実。年1回の意向調査で働き方を尊重し、所沢・新宿・国分寺へのアクセスも良好。周辺にはスーパーや西武園もあり、生活環境も整っています。
看護部の構成
看護職員数(2025年4月1日現在)
看護師年齢構成(2025年4月1日現在)
在職年数別構成(2025年4月1日現在)
看護師性別(2025年4月1日現在)
病院就職説明会
先輩看護師たちの声

成長を実感できる、日々の学び1年目看護師
私がNCNP病院を志望した一番の理由は、脳とこころのケアを一体として提供する看護に深く共感したことです。
指定難病を抱える患者様の中には、精神疾患を合併されている方も少なくありません。そうした方々の身体的・精神的な苦痛を和らげ、また、ご家族の心身の疲労にも寄り添う看護を実践したいと考えております。
最近の研修では、同期と互いの近況や思いを語り合ったり、勉強会で実際に身体拘束を体験するなど、貴重な経験をさせていただいています。日々新たな知識を吸収し、看護師として成長していくことにやりがいを感じています。

就職してからのキャリアと今後の目標副看護師長/入職7年目
入職して4年目で、当院の院内スキルナース制度で「院内行動制限最小化スキルナース」を獲得し、スキルナースの一員として活動してきました。院内スキルナースは、専門知識を活かして自部署に限らず、各病棟のその分野における看護をリードする役割を担います。この活動を通して、チーム全体への働きかけ方について深く考えるようになり、看護管理の視点を学ぶことで、自身の目指す看護師像に近づけるのではないかと思うようになりました。そして、昨年副看護師長に任命され、スキルナースとしてだけではなく管理者としてスタッフにも関わるようになっています。そんな今は最も充実している時期だと感じています。
今後は、患者さん一人ひとりの人生に寄り添った医療・看護を提供できるようなチームづくりを目指し、精進していきたいと思います。

学びを力に、患者さんと向き合う副看護師長/慢性疾患看護専門看護師
私は看護専門学校を卒業後、当院に入職しました。難治進行性の神経難病患者さんへのケアに携わる中で、「もっと柔軟で先駆的な看護を学びたい」という思いが強くなり、2年間の研究休職制度を利用して大学院へ進学しました。
大学院では、多角的な視点から患者さんを取り巻く状況を捉える研究手法を学び、慢性疾患看護専門看護師の資格を取得しました。学びを深めるにつれて、看護が持つ可能性の大きさと責任を再認識しました。
現在は、学んだ知識を活かして、スタッフ一人ひとりが自身の能力を発揮できるような教育活動に尽力しています。キャリアアップを後押ししてくれる当院で、皆さんも自身の興味を追求し、共に成長していけることを願っています。





