NCNP病院

NCNP病院について ncnp hospital

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身体リハビリテーション部

身体リハビリテーション部は脳神経内科・脳神経小児科・脳神経外科・精神科と連携して各種疾患の患者さんに対して、身体機能の維持・回復、装具療法、神経ブロック、日常生活の工夫、福祉機器の紹介などの治療を行なっております。

生活の中で出来ていることを維持し、改善することがリハビリテーション治療の大きな目標です。ご家庭で継続的にできることのアドバイスに主眼を置いています。病気の根本的な治療や症状の進行を止めることが困難な場合でも、機能を維持することや障害されていない部位の機能を活かすために、自主トレーニングのアドバイス、地域リハビリテーションとの連携や靴・杖・歩行器・車椅子・ベッド・住宅改修・パソコン入力支援機器などの相談も行っております。

  • 神経筋疾患
  • 小児疾患
  • てんかん
  • 痙縮
  • 呼吸リハビリテーション

診療実績

当科は入院患者に対するリハビリテーションサービスの充足を目標に2011年度から順次スタッフが増員され、2024年度は理学療法士定数29名のところ27名でスタートし途中1名産休代替職員の入職があり28名(4月~育休2名、5月より1名入職)、作業療法士定数は17名(育休2名)、言語聴覚士定数5名(育休1名)の体制となった。リハビリテーション目的入院による入院サービスの多様化、多職種連携、研究協力、神経筋疾患のリハビリテーションに関する国内での情報共有と発信等、効率的なリハ科運営を常に更新している。
 入院患者については、神経内科・小児神経科を主とした院内他科からのコンサルテーションに対応し、入院中の評価・在宅生活へのアドバイス・地域連携など連続的なアプローチを目指している。パーキンソン病関連疾患のブラッシュアップ入院、SCD早期集中リハビリテーション入院など、集中的なリハビリテーションのメニューを提供してきた。また、パーキンソン病関連疾患の姿勢異常への対応に対して、神経内科・整形外科とともに均一なリハサービスが提供できるよう定期的なカンファレンスの元にチームアプローチを実施している。また、週2回嚥下造影検査を行い、各科より依頼を受けて100件以上の嚥下造影を施行した。単なる検査にとどまらず、検査結果をリハビリテーション治療に反映させ、より高いレベルでの嚥下リハビリテーションの提供を目指した。
外来では、他科主治医からのコンサルテーション患者のリハビリ導入や助言、入院でのリハビリテーション対応のフォローアップ、地元施設との連携、介護保険や地域サービスを探しにくい若年の筋疾患患者のフォローアップを中心に対応をしている。また、本年度7月より、痙縮外来をニューロリハビリテーション外来と改名し、これまでの痙縮やジストニア患者へのボツリヌス毒素による神経ブロック治療のみならず、ニューロリハビリテーションを必要としている方を広く受け入れることとした。また週2回の装具・車いすの外来を継続し、積極的な処方を行った。他の医療機関からのリハビリテーション科への紹介患者の診療を開始し、地域医療への貢献を進めている。
 総診療報酬は39,632,817点(前年度37,441,285点;前年度比105.9%)となり人員の補充や加算項目の取得などにより昨年度より増収がみられた
筋疾患など数多くの治験において、運動機能評価を担当しており、センターの治験受託に貢献している。また、整形外科と連携しロボットスーツHALの診療も継続して実施している。
当院のホームページを活用し、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィーなど当院で治療される疾患に対して、自宅でできるリハビリテーション訓練動画を多数撮影し、病院広報を通じてインターネット上に公開している。これらの動画は本年度に入っても順調なアクセス数を記録している。当科は入院患者に対するリハビリテーションサービスの充足を目標に2011年度から順次スタッフが増員され、2024年度は理学療法士定数29名のところ27名でスタートし途中1名産休代替職員の入職があり28名(4月~育休2名、5月より1名入職)、作業療法士定数は17名(育休2名)、言語聴覚士定数5名(育休1名)の体制となった。リハビリテーション目的入院による入院サービスの多様化、多職種連携、研究協力、神経筋疾患のリハビリテーションに関する国内での情報共有と発信等、効率的なリハ科運営を常に更新している。
 入院患者については、神経内科・小児神経科を主とした院内他科からのコンサルテーションに対応し、入院中の評価・在宅生活へのアドバイス・地域連携など連続的なアプローチを目指している。パーキンソン病関連疾患のブラッシュアップ入院、SCD早期集中リハビリテーション入院など、集中的なリハビリテーションのメニューを提供してきた。また、パーキンソン病関連疾患の姿勢異常への対応に対して、神経内科・整形外科とともに均一なリハサービスが提供できるよう定期的なカンファレンスの元にチームアプローチを実施している。また、週2回嚥下造影検査を行い、各科より依頼を受けて100件以上の嚥下造影を施行した。単なる検査にとどまらず、検査結果をリハビリテーション治療に反映させ、より高いレベルでの嚥下リハビリテーションの提供を目指した。
外来では、他科主治医からのコンサルテーション患者のリハビリ導入や助言、入院でのリハビリテーション対応のフォローアップ、地元施設との連携、介護保険や地域サービスを探しにくい若年の筋疾患患者のフォローアップを中心に対応をしている。また、本年度7月より、痙縮外来をニューロリハビリテーション外来と改名し、これまでの痙縮やジストニア患者へのボツリヌス毒素による神経ブロック治療のみならず、ニューロリハビリテーションを必要としている方を広く受け入れることとした。また週2回の装具・車いすの外来を継続し、積極的な処方を行った。他の医療機関からのリハビリテーション科への紹介患者の診療を開始し、地域医療への貢献を進めている。
 総診療報酬は39,632,817点(前年度37,441,285点;前年度比105.9%)となり人員の補充や加算項目の取得などにより昨年度より増収がみられた
筋疾患など数多くの治験において、運動機能評価を担当しており、センターの治験受託に貢献している。また、整形外科と連携しロボットスーツHALの診療も継続して実施している。
当院のホームページを活用し、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィーなど当院で治療される疾患に対して、自宅でできるリハビリテーション訓練動画を多数撮影し、病院広報を通じてインターネット上に公開している。これらの動画は本年度に入っても順調なアクセス数を記録している。